平成10年6月21日(土)

場所 群馬県神流川
天気 晴れのち曇り一時雨
気温   度
水温   ℃
釣果  9匹(イワナ17cm、ヤマメ18cm)

今日は神流川に行く事にする。今年の3月に初めに釣りに来た時には、濁りが入っていて釣りが出来なかったので、まだ今年行っていないので行きたくなったからである。

いつものように夜家を出て、テレビでワールドカップを見ながら車を走らせる。いつものように万場町のコンビニで食料を購入して、上野村の目的の場所に着いたのが2時半すぎ、朝までまだ時間があるので目覚ましをセットして少し寝る。

朝5時に起き釣りの準備をして下流より釣りはじめる。入漁券を売っている店が朝まだ早く開いていないので(川の上に店がある事から)店が開くまでこの近辺で釣りをする事にする。川に降りると水深は深いところで60〜70cm、流れは速くガレ場で構成されている流れである。下流に少し行くと流れが合流していてそのプールになっているところで小さなライズがある。なにを捕食しているのか分からないためパラダンの20番を流すが魚は出ない。フライを何個か取り替えてもやはりダメなので諦めて少し川を釣り上がる事にする。

30分程釣りをしていると岸際のガレ場の石の脇の流れが緩くなっているところで今日初のヒット!取り込むと18cm位のヤマメである。しかし明らかに放流魚と分かるようにヒレが丸くなっている。早く魚のコンディションが良くなる事を願いそっとリリースする。7時近くになった時に、入漁券を売っている家の人が外に出てきて券を持っているのか訪ねられたので買いに行く。その人にいろいろ話を聞くと先週この場所にヤマメを放流したとの事、まだ少しは残っているような事言っていた。それで先程釣れたヤマメが理解できた。

再び川に戻り、釣り上がると水深が浅くなり流れが緩やかになる。沈み石のある所、岸際の緩い流れなどを探っていくと先程と同じようなポイントからヤマメが出る。大きさも先程と同じサイズである。その後たて続けに2匹釣るがみんな放流魚の残りみたいだ。川幅は次第に広くなり釣り人もいないので気持ちよくのんびりと釣りをする事ができる。流れもガレ場から小さな石のゆっくりとした流れになっていく。その流れの流芯近くにある石脇の複雑なポイントにフライを流した時にヒット!先程までよりは少し強い引き慎重に取り込もうとするとそれが仇になり時間をかけてしまいバラしてしまう。しかし、そのあとすぐに少し上流にある同じようなポイントから小さいけれどヤマメを釣る。

こんな感じで朝から2時近くまで釣りヤマメ8匹自分と仕手は上出来である。かなり上流に来たので一度道路に出て車まで戻る事にする。車に戻りさらに上流に向かうと先程までの人のいなかった釣りが嘘のようにポイントというポイントには人が入っている。さらに上流に進み人のいないポイントを探しそこからはいる。この場所は上流に堰堤が見え距離的には300m程しか釣り場がない。川幅は狭くボサッ川だが魚の隠れる所はあり魚はいそうな感じだが、岸際のエグレている所などを探っていくが魚は出てこない。さらに釣っていくと足元で魚が泳いでいくのが見える。小さい川のためポイントに近付きすぎて自分で荒らしていたみたいだ。距離をとりフライをキャストするが今度は下手なため岸際の木の枝などに絡んでしまいうまく流せない。こんな釣りをしている間にすぐに堰堤下まで来てしまう。堰堤といっても期待していた程大きくなくフライを落とすポイントも少ない。しばらく釣るが魚の反応もないので車に戻る。時間もなくなってきたので最後にイワナを釣るためにさらに上流に向かう。この場所は昨年来た時にイワナの釣れたポイントである。川には人がいない、ポイントを少し早めに釣っていくと雨が降り始める。そのまま釣り上がり少し深い流れの大石の脇を流していると魚がゆっくりとフライをくわえるのが見える。ヒット!今日初めてのイワナである。17cm位の小さなイワナであるが、ここ上野村ではイワナは放流していないみたい(多分)なので天然ものである。待望のイワナも釣った事だし、雨も降っているので今日はここで納竿とする。

本日の釣果 イワナ1匹(17cm) ヤマメ8匹(18cm前後)

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