平成10年8月14日(金)

場所 秋田県A川.S川
天気 はれ
気温 19度
水温 ?℃
タックル ロッド レビュー8ft
     リール Ascent#4
釣果 8匹 イワナ5匹(20〜26cm)ヤマメ3匹(23〜27cm)

 秋田3日目。今日はK川支流のA川に行く。この川は今回来た時には必ず行こうと決めていた川のひとつである。

 朝6時に家を出て、K川合流付近のR282に架かる橋の付近より入渓する事に決める。

天気は晴れ。今日のタックルもレビューのRX8045にAscent#4ライン6X12ft+3ftである。まず、ブラウンパラシュートの16番を結ぶ。橋の下流から釣りはじめるが反応は全くない、30分程釣りをしても全く反応が無いため場所を変える事にする。

 地図を見ながら場所を探すがこの川はあまり道路に沿って流れていない為、初めてである自分は入渓場所を探すのに苦労する。

 ようやく場所が決まり再度釣りはじめる。1時間くらいたった頃、流芯の脇を流している時に今日初めて魚が出てくる。ゆっくりとあわせ慎重に取り込むと、22cmくらいの綺麗なイワナである。

 1匹釣れてひと安心。しかしその後すぐに魚が出るが今度はバラしてしまう。バラしてからは反応がしばらく無く1時間半くらい釣り上がると上流に人が見える。小さい川なので様子を見る為しばらくその場で釣りながら待っていると、その場所から上流には行かず釣りを止めてしまった。上流に釣り上がっていくとその釣り人が話しかけてきた。

 話をすると地元の人らしく今日はこの場所だけ釣りにきたとのこと。数日前にここで35cmくらいのイワナを釣ったらしい。しかし、今日は全く釣れないので別の場所に移動するとの事らしい。その人と30分程話し釣り場も落ち着いただろうと思い再び釣りはじめる。

この話をした場所から先は川幅が狭くなり2〜3メートル位になる。しばらくして小さな流れ込みと合流している。その小さな流れ込みの葦際にフライを流すとヤマメが出るがフライにはのらない。見てヤマメと分かる程いい型である。何度かフライを流すがヤマメは結局釣れなかった。自分の未熟さを再認識させられた。

 そのポイントをあきらめしばらく釣ると、川幅はさらに狭くなり岩が増え落差ができちょっとした山岳渓流みたいな感じになっている。落差ができた為、落ち込みのところに小さな淵が何ケ所かできている。その淵をひとつひとつ攻めていくと魚が水面に対し垂直に出てきた。魚はフライをくわえこみ水面にもぐるとかなり強い引き、上には木がおおっているのでラインと竿がひっかからないように慎重に魚を2.3段下の水面におろしなんとかランディング。釣り上げると27cmの体高のある立派なヤマメ、写真を撮りそっとリリースする。

 そのあとすぐに同じようなポイントから今度はゆっくりとイワナが出る。このイワナも26cmある。その後もヤマメを2匹釣り、なんと釣り人と話をして再度釣りはじめてから2時間くらいの間に良い型を含め匹も釣ってしまった。この川の魚の豊富さをものがたっている。

 その後しばらくすると、山の方からゴロゴロと雷がなりはじめたので、車までは距離もある事から一度戻る事にする。

 車に戻りしばらく様子を見るが雨は少し降っただけで周りも明るくなってきたので再度釣りをする事にする。

 A川では、今日は十分満足できたのでまだ時間もある事だし別の川に移動する事にする。

 地図を広げ近くの川をさがし何ケ所か見てまわる。そして、S川に入る事にする。時間は2時少し前、再び道具をセットして釣りはじめる事にする。

 川は雰囲気もよくポイントも多く、中には大物がいそうなポイントも点々とある。そのポイントをひとつひとつ攻めていくが反応が全くない。1時間くらい釣り上がった時にようやく23cmのイワナを釣り上げるが、魚が出てきたのはそれだけでその後は反応が無い。釣り上がっている途中で川を戻らずに歩いて帰れる道を見つけたので、少し安心して釣り上がる。

 日没近くなった頃川の流れがカーブして少し流れが複雑になっているところで20cmのイワナが出る。その後ライズは無いが、ところどころでイワナが出てくるようになるがバラシの連続、なんとか24cmのイワナを釣ったところで車に戻る事も考え足元が暗くなる前に納竿。

本日の釣果 8匹イワナ5匹(20〜26cm)ヤマメ3匹(23〜27cm)

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