平成11年5月2日(日)

場所  小坂川支流A川
天気  晴れ(風強し)
気温  16度
水温  8〜11℃
タックル R O D  ハンソン7.3ft#3
     リール  フリーストーン#3
釣果 2匹(いわな21cm、やまめ15cm)


今日は8時半に起きる。昨日の川の状態からあまり期待は出来ない。昨日家にくる時にみた周辺の川は濁っていて釣りは出来ない。とりあえず朝食をとり川を探しに行く。案の定、家の裏を流れる大湯川は今日も雪代が多く釣りができる状態ではない。この川に沿っている国道を走り上流に向かう。上流まで来ても結局ダメなので発荷峠から樹海ラインを走り別の川を目指す。樹海ラインの道路脇にはまだ1メートル以上の雪がある。これでは雪代が入っているのも仕方ないなどと考えつつ昨年行った川に向かうとこの川も水量は増えていて釣りは出来ない。もう1つの川に諦め半分で行くと、この川はなぜか濁りは入っていないし水量もさほど多くない。これなら釣りはできると思うが、餌釣りが下流にひとりいる。あまり大きな川ではないのでその釣り人が釣り上がるまで車で少し待つ事にする。

30分程休んでいると、釣り人は自分の車少し下流から上流20メートルくらいをあけて釣り上がってくれた。釣り人が上流に行ったのでここで初めて釣りの準備にとりかかる。ロッドはハンソン7.3ft#3にフリーストーン#3に6X9ftに6.5X2ftをたす。準備が出来たら200メートル程下流まで行きそこから入渓する。川に降り水温を測ると8度、昨日より条件はいい。釣りの準備をしている時に車にとまっていたクロマダラに近い色のソラックスダンを結び釣りはじめる。10分程釣っていると、流れと岩がぶつかり出来ている緩い流れにフライを流した時フライに向かって魚が出てくるのが見える。再び同じポイントに2、3度フライを流すが風が強くフライをうまく流す事が出来ない。こんな事を何回かくり返すが結局ダメでこのポイントを諦める。少し上流の同じようなポイントにフライを流していると今度は2投目でヒット!慎重に取り込むと22cmのイワナである。今回の釣行で待望の初釣果、そして今年初のイワナ、嬉しい事づくめである。が、しかし、よく見ると尾ヒレが欠けている。他のヒレはとても綺麗なのに、鳥にでもやられたのだろうか?なにか痛々しい。可哀想だが、今年初のイワナという事もあるので写真だけは撮りそっとリリースする。

なんとか1匹釣り気を良くして釣りをしていると急に川が濁りだす。なんで急に!と少し様子をみていると次第にいろいろなものが流れてくる。よく見ると、魚のウロコや死んで白くなった魚が流れている。周囲の臭いも気のせいかだんだんとなま臭くなってきた。これは上流にある養魚場の水の入れ替えかなにかだなと思い、釣りになる状態ではないので暫く少し上流にある小さな支流で時間を潰す事にする。

小さな流れは川幅60〜70cmくらいで水量は多くいいポイントはところどころにある。ポイントをひとつずつ探っていくと緩い流れのところで魚が出てくるが惜しくもバラしてしまう。その後上流に行くにつれ川の感じは良くなっていくのだが、いかんせん水温が低い、30分程釣りをして魚の反応もないので今度水温の高い時に期待して本流に戻る。

本流の戻ると川の流れは何もなかったようにもとに戻っている。先程と同じように流れの速い所は避け、緩い流れを中心に探っているとフライにゆっくりと魚が出てくる。ヒット!しかし小さい。釣り上げると15cmのちびヤマメである。その後も魚は何度かでてはくるのだが動きが鈍いのかヒットまでは行かない。しばらく釣り上がると上流は流れがきつくなったので入渓したポイント付近まで戻り、再び釣り上がるが反応はないので少し早いが3時半に納竿とする。

本日の釣果 2匹(イワナ21cm、ヤマメ15cm)

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