平成11年9月25日(土)

場所  山形県S川支流、荒川
天気  雨のち曇り
気温  22度
水温  14℃(S川)・16度(荒川)
タックル R O D FAIS I's3 8ft3in#3 
      リール ハーディJLH#234 

釣果 0匹

いつものように12時過ぎに家を出て、とりあえずは東北方面に向かう為にいつものように一般道を走っていく。 しかし、今シーズン最後の渓流釣りという事もありいい釣りをしたいので、どこに行こうかと悩みながら車を走らせている。本当ならば迷わずに山形に行く事に決めていたのだけれども、実は台風が今その近辺を通り過ぎているのである。台風は朝には北海道の方に抜ける為に風は強いかもしれないが天気はなんとかなりそうである。ただ問題は雨で、釣りができるか分からない事である。その為にあまり影響のない河川を探すのに悩んでいる訳である。

とりあえずは東北方面という事で、今回はいつものルートではなく新しいルートを使って走っていく。トラックなどがいてあまりペースが早くはなかったけれども、信号にあまり捕まらない分思っていたよりも早く宇都宮付近まで2時間ちょっとで着き、そのあと国道沿いのコンビニに車を止めて1時間程仮眠をとる。

仮眠から目覚めると、まずはコンビニで買い物をしてそのあとどこに行くかをきめる。そして時間も考えて最初に行こうと考えていた山形県の米沢付近の川にする。時間は4時少し過ぎ、そのまま白河まで国道で走り、内陸にはいり猪苗代、喜多方を抜けて山形県にはいったのが7時過ぎ、とりあえずはS川に向かってみる。990926-s2台風が去ったあとで天気もよく空には青空が出ている。そして山道に入りしばらく走ると、空は晴れているのに雨が降り出した。S川は降っていない事を願いながらさらに走ると、山の向こうに大きな虹が見える。これならば心配ないだろうと思いさらに30分程走らせてS川に到着する。しかし残念ながらS川に着くと、台風のせいなのだろうか少し濁りがはいっている。川沿いの道を走り上流に向かっていくと気のせいか濁りが薄くなっている感んじがするのでとりあえず上流に向かってみる。上流に行くと何本かの河川には濁りが少ない所があったのでそのうちのひとつの川にとりあえずおりてみる。

川は少し濁りはあるが底石も見え、ドライでも何とかできそうである。水量は通常よ10cm程多い感じで、水温も14度とこの時期には低いが、他でも条件的には同じだと思うのでとりあえず釣り上がってみる。990926-s1

タックルをセットしてしばらくすると雨が降り始めた。先程の雨が運悪くこっちに来たみたいである。レインウエアーを着て川におり釣りはじめると、堰堤下のプールですぐにヒット!しかしこれは小さいチビイワナで即リリース。魚はいるのが分かったので先に進む。堰堤を越えしばらく行くとすぐに堰堤が見えてくる。渓相はフラットで流れもそんなに早くなく釣りやすい。しかしその後の魚の反応は全くなく、先程出たチビイワナの気配も無くなっている。魚の気配を探しながらどんどん先へ進む。堰堤をこえるとまた堰堤と大小の堰堤が次々に現れる。その堰堤を何個も越えて釣りをしていくが全くダメである。先行者の気配は無いのだが..。今回は1匹でもいいからなんとしても釣りたいのでどんどん先に釣り上がっていく。そして6時間程釣り上がっても結局ダメでここで諦めて車に戻る。

車に戻ると自分の車の横に車が1台停まっている。車をのぞくと餌釣りらしい。それも3人のようだ。自分はこの場所を諦めて、一気に山を越えて小国方面の荒川か玉川を目指す事にする。峠を越え、小国駅付近まで来てコンビニで買い物をして荒川に向かう。
荒川は濁りが無いが水量は多い感じである。もうすでに夕方近いのもあるので入渓場所をイブニングの事も考えて場所を決めて、橋の脇に車を止めて川にはいる。川幅は広くポイントが絞りにくい。でも流れが緩いプールのポイントもあるのでここでライズが始まればいいなと考えながら他のポイントを探っていく。ここでも魚の反応は無く次第にあたりは薄暗くなってくる。そこで先程のプールに戻りライズを待つ事にする。しかし期待に反してライズは明らかにチビと分かるものばかり、結局少しフライを流してみてダメなので諦めて納竿とする。
そのあとは小国駅近くの温泉にはいり、食料を調達して明日の釣りに備えて玉川に向かい、車の停められる場所で就寝とする。

本日の釣果 0匹

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