平成12年2月26日(土)

場所 長野県千曲川
天気 曇り  
気温 0(海ノ口)〜−2(相木川)度
水温  5℃(相木川)
タックル R O D FAIS I's3 8ft3in#3
     リール ハーディJLH#234
釣果 1匹(イワナ21cm)


 今年始めての釣行は、長野県の千曲川にネット仲間のusiさん、kitaさんの計3人で出かける。

いよいよ待ちにまった日がやってきた。今回は2000年(巷で言うミレニアム)最初の釣行、今回は時期的にまだ解禁している川が少ないので千曲川に行く事にする。同行者はネットで知り合った(と言っても何度も会っているのでもう釣り仲間ではあるが)kitaさんとusiさんの2人である。待ち合わせ場所は岡部にある道の駅に6時なのだが、自分はかみさんがお産の為に実家に帰っているのでひとりの為、夜のうちから家を出て集合場所にて寝る事にする。そして朝3人が集まり一路千曲川へと向かう。本状児玉ICより高速にのり佐久ICまで行き、とりあえずそこから大石川の合流付近まで向かう事にする。
国道141号を下り大石川まで行きそこからとりあえず大石川で釣りので来そうな所を探すために川沿いの水戸を登っていく。しかし釣り人がどの場所にも入っていて釣りの出来そうな場所はないのでこの川を諦めて今の時季に実績のある海ノ口方面へと向かう事にする。しかし、3人で話をしているうちに何故か相木川へと車は向かい北相木川と南相木川の合流地点にてとりあえず釣りをしてみようと言う事になり車をとめる。川をのぞくと流れの緩い場所のところどころに氷が張っている。この状態だとフライではかなり厳しそうである。でも、川の上下流には釣り人が4人程いる。自分達はとりあえず朝食をとり、そのあと釣りの準備をする。
準備が終わり、とりあえず川におりようと対岸に向かい歩いていくと風が強くフライを投げるのがきつそうである。それに気温はマイナス2度、風のせいで体感温度はもっと寒い。川の状況からしてもここでの釣りは厳しいと判断してもう少し下流のプール状になった緩い流れのところで釣りをしようと車を下流に走らせる。そのポイントまで戻るとき、車の中から川を見ているとひとりのフライマンガ魚を釣っているのが見える。フライマンが釣れているならなんとか期待は持てるだろうと思っていると目的のポイントについた。

今回御一緒したusiさんとkitaさん。このあとusiさんが4連続ヤマメを釣り上げる。


そして3人別々の場所でそれぞれ釣りはじめる。プール状のポイントではユスリカのハッチはしているので緩い流れのところでライズをしばらく待つが全然気配はない。気の短い自分はライズを待つをを諦めポイントをFピューパで探っていく。でも、釣れる気配は全くない。そして、上流にある堰堤の上のプールにいるusiさんのところまでいき、そこのプールで釣りをする。このプールでもライズはないが、先程他のフライマンが魚を釣っていたポイントなので気分的には期待をしつつ釣りをする。その後しばらくしてkitaさんも来て3人で並んで釣りをする。だが、アタリは全然ない。自分はまた別のポイントを目指しさらに上流へと向かう。護岸された土手を歩いて上流へと向かう。しばらく歩き、ふとふたりを見ると、usiさんの竿がしなり魚が釣れている。釣り上げた本人に大声で聞くと、ヤマメだそうだ。そしてすぐにまたヤマメをヒット!自分は先程見切りをつけたポイントにまた戻る。(まあ、こんな人間です)そのポイントに戻る間にusiさんにまたまたヒット。そしてさらにもうい1匹と、この10分間程でシビアな状況のなか、なんと4匹ものヤマメを釣ってしまったのだ。
これには、ふたりとも言葉を失い、しばらくそのポイントでキャストをひたすら繰り返す。しかし、その後はusiさんを含め、アタリはなく場所を移動する事になる。
時間は、1時をまわっており、時間的にもどりあえずライズがおこりそうなポイントを探すために本流に戻り、海ノ口向かう事にするが、途中でライズらしきものが見えたとの一言でまた寄り道をしてしまう。川そばに車を停め川を見るが、ユスリカにまじりコカゲロウも飛んでいるのだがライズは見当たらない。
とりあえず、ここで昼食をとろうと、usiさんが持参のカレーをごちそうしてもらう。
カレーが温まるまで川に降りて釣りをするが、 やっぱりアタリすらない。しばらく釣りをしてカレーを食べるために車まで戻り、食べながらどうするかを皆で考える。
ここまで、魚の姿が見えないと納得いかない。そこで、海ノ口方面か、それともまだ時期は早いが魚はいる川上地区かを決めかねながら車をその方面へと走らせる。そして、海ノ口に来ると釣り人が以外に少なく入渓する場所も沢山あるのでここでまたまた釣りをする事にして、3人それぞれ別の場所へ向かい釣りを始める。ライズは相変わらずないが、上流には何人かの釣り人がライズを待っているのだろうか、釣りをしないで水面をずっと見ている。自分は釣り上がっていきその釣り人たちに一言断って少し離れた場所から再び釣りはじめる。時間は4時を過ぎ、2月のこの時季からするともうライズは期待出来ない。しかし、過去に3月の寒い千曲でライズがない夕方にドライで釣った経験があるので釣れる事を信じて残り少ない時間をドライで葦際を探っていく。そして対岸ギリギリのところにフライを流していくと、ポッっと本当に小さく魚が出る。しかし、魚の捕食がまだ下手なのかフライを上手くくわえない。そしてもう一度流すとまた捕食を失敗する。そして3投目にようやく”ヒット”上手く取り込もうとすると、去年の最後の3連続バラシが頭をよぎる。でも、なんとか無事にランディング、型は少し小さいが鰭も綺麗な今年最初のかわいいイワナである。そして、今年作った自作のランディングネットでの初めての魚、とても嬉しくてたまらない。流れに立ちこんでいるので写真の撮れる所まで移動して写真をパチリ!そしてリリースをする。

その後もまたドライで探っていくが反応はない。そして辺りも暗くなり釣り人もひとりまたひとりと釣りをやめて川をあがっていく。そんな時にまたドライに魚が出てくるが、今度もフライを上手くくわえる事が出来なかったようでヒットさせる事は出来なかった。その後も同じポイントを数度流すがその魚はもう出ては来なかった。そしてその後は何の反応もなく暗くなったので6時少し前に納竿とする。

今年初めてのイワナ。とても嬉しかった1匹です。ヒレもとても綺麗です。

帰りの車の中では、今日の釣りの事や次にいく予定の川の話の事で盛り上がり、集合場所の道の駅まで戻りそこで解散となる。

本日の釣果 1匹(イワナ21cm)

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