今回は裏磐梯で福島の大さんが主催する山葵オフに参加するために福島へと向かう。家を０時半頃に家を出ていつものように一般道を走っていく。利根川を渡りR２４９でひたすら北上していく。久しぶりの長距離という事もあるせいかいつもより疲れが出て途中で１時間半程仮眠をとる。裏磐梯の目的の川に着いたのは８時少し前、オフ会の集合時間が１２時なので少しの時間だがさっそく釣りの準備をしてかなり下流から釣りはじめる。天気はカッパまでは必要無いがあいにくの雨、気温は１４度で水温は９度、水温が思っていた以上に冷たい。それもそのはず、このあたりの山々の頂きにはまだ雪が沢山残っていてその冷たい水が流れているのである。でも、ユキシロは今は落ち着いていてこれから暫くして２回目のユキシロが入ってくるのである。
このユキシロが入る間の数日間に良い釣りができるのだといっていた。
フライを来る前に少し捲いたパラシュートの１６番をつける。瀬はあまりなく少し段差のある流れで水量も多くいい感じである。
釣り人もいないのでポイントをひとつずつのんびりと３０分程釣っていくと落ち込みの肩のところで今日始めて魚がアタックしてくるが残念、釣る事が出来なかった。
そしてしばらく釣りをしていくと50ｍくらい上流に人が立っている。格好からして餌釣りのようだ。自分は上流に人がいない事を確認して入ったので上流には釣り人はいなかったはず、ここまできて頭ハネされたのかと思いながらも仕方がないので少し様子を見ながら釣りをしていると、釣り人はなにかしているようでいっこうに動かない。よく見ると釣り用の餌をとっているみたいである。そしてその釣り人はこっちに向かって歩き始めた。そして自分のところまで来て入渓したら自分がいたので餌だけとり下流へ向かうという。それならと自分も釣りはじめた場所を教えてそれより下流は大丈夫だと話し別れる。
最近の渓流ではマナーがいろいろと取りざたされているが、この人のようなマナーの良い釣り師もいる事を忘れてはいけない。上流に人が入っただけで腹がたった自分に少し反省し再び釣りを始める。だが肝心の魚はたまには追ってくるのだがなかなか釣る事が出来ない。そしてヒラキから肩へと流れていく所で魚がいきなり飛び出てきてヒット！２３ｃｍのヤマメである。引きからしてもう少し大きいかなと思ったのだけれども．．．。でも今年のヤマメの最大サイズなのでうれしい。そしていつものように写真を撮りリリースをする。ようやく１匹が釣れ１２時までにあと１時間半くらいある。もう２、３匹釣って集合場所に行こうかなと考えどんどんと釣り上がっていくが残念ながらその後は魚の反応もなく結局あっという間に時間になり結局いつものように１匹だけで集合場所へと向かう。
車にもどりそのまま集合場所へと向かおうとすると．．．、なんと自分が車を停めた１００ｍ上流にusiさん発見（動物の牛ではないです釣り仲間ですよ）、久しぶりという事もあり車を止めて川に降りusiさん所に挨拶をしに行く。
そして再び集合場所へと向かい久しぶりの仲間、始めての仲間も含めて楽しくて激しい？オフ会が始まっていく。