平成12年6月18日(日)
場所 山形県荒川水系 福島県○川(裏磐梯)
天気 晴れ
気温 23度
水温 13〜15℃(荒川)未測定(○川)
タックル R O D  FAIS I's3 8ft3in#3
     リール  トラッタ TR−4
釣果8匹(いわな18〜24cm)

 今回はネットで知り合った隣街の川野さんとの念願の初釣行である。行き先は山形県の荒川水系距離はかなりあるが運転手が二人ならなんとかなるだろうということでのちょっと強行での日帰り釣行となる。
 土曜日は運悪く数日前に梅雨入りをしてしまいあいにくの雨、日曜日は関東地方は雨だが山形の天気は大丈夫そうである。出発する前にメールをチェックすると川野さんよりもうひとり同行者が増えたとのメールが届いていた。三人になれば運転も費用も楽になる。人数が増えるのは大歓迎である。
 待ち合わせの時間に川野さん宅へ到着、そこでまずはなにより初対面なので挨拶をかわし、川野さんの車で出かけるということになり荷物を積み込み、流山インターより常磐道でいわきへと向かう。話を聞くともうひとりの方はこの近所ではなくいわきに住んでいる方らしい。そこでいわき湯本インタにて待ち合わせをしているとのことであった。高速を走行中でも雨は相変わらず降っている。ちょっと不安になりながらも車の中では今日初めてお会いした方という意識が全くなくいろいろな話題で話が尽きない。そして、いわき湯本インタを出て、今回のもうひとりの同行者の弦馬さんと合流する。当然弦馬さんとも今日が始めて、自己紹介をかねて挨拶をかわす。そして再び高速にのり一路山形を目指す。
 福島飯坂インターでおり、国道13号を通り米沢を抜け、目的の川に着いた頃にはあたりはすでに明るくなっていた。林道にはいる手前から一台の車が後ろに付いてくる。林道にも一緒にはいり、そのことから釣り人だろうと確信したので入渓場所までついてこなければいいななんて話していると、入渓予定の場所よりはるかに手前で道路欠落のため通行止めになっていた。結局後ろにいた車もここまで来てしまいその釣り人と川野さんが話をしたようで自分達は上流に行き、その釣り人は下流から釣ることになったようで準備をして下流へと下って行った。
 予定していたポイントまではまだどれくらいあるか分からないこともあり、林道を20分程歩き少し開けた場所にでたので先行者の車も停まっていなかったし、ここでとりあえず釣りをしてみることにする。川の様子を見るためもあり三人で別々に釣りをすることにして、とりあえず集合時間を決めてそれぞれ別れて釣りを始める。約一ヶ月ぶりの釣り、水面に浮いているドライフライを見ているだけでもなにかワクワクして楽しくなってくる。そして、三十分程たち何のあたりもなくそのワクワクした気持ちもなくなりただ魚がでてくれることを期待しながら今度は釣りをしていく。だが結局この場所では魚の気配ひとつなく他の二人も同様に反応がなかったのでさらに上流へと移動してまた目的の場所ではないが入渓する。しかし、ここでも先ほどと同様に渓相はいい感じなのだが魚の反応がないどころか魚の姿が全く見えない。

今回御一緒した川野さんと弦馬さん
 そこでまだ時間もたくさんあることだし目的の場所も分からないのでこの川に早めに見切りをつけ、同じ川の別の支流へと向かう。
移動の途中でコンビニにより朝食などの食料を買い支流の川へ入っていく。川沿いに釣り人らしき車が数台停まっているがそのまま上流へと向かい大きな堰堤のある場所より入渓することにきめる。そこで大堰堤脇の広い場所で先ほど買った朝食を食べてから釣りをすることにする。そこで自分はおにぎりを食べながら川の様子を見に行くと堰堤上の少し上流の所に釣り人がいた。多分少し距離はあるが下流に停まっていた車の人だろうということになり、間をあけようということで三人でいろいろと話をしながら時間を過ごす。
 そして、二十分程たった頃だろうか、先ほどの釣り人が釣りをやめあがってきた。そこでその人に少し状況などの話を聞いてみる。話によるとやはり釣果はいまいちのようだ。そんなことをしているうちに朝食を終えた三人はまた釣りをはじめる。
自分は堰堤の下より釣りはじめ弦馬さんと川野さんの二人は堰堤上より釣りはじめる。


 堰堤下におりいくつもの段差になっていてその段差ポイントを先行者もいることだし時間を空けるためにも、ひとつずつのんびりと探っていく。しばらくたってから今日はじめてフライに魚が出てくるが残念ながらヒットまでにはいたらなかった。そのあとも堰堤下を釣るが反応もないので上へとあがり上流を目指す。渓相は緩い流れではあるがポイントがはっきりしていてかなりシビアな感じ、自分もそのポイントを含めいろいろ釣っていくが全然だめ、とりあえず先行している二人に合流しようと釣りをしながらではあるが先を急ぐ。そしてようやく二人に合流すると弦馬さんがイワナをあげたという。弦馬さんにデジカメの画像を見せてもらうと立派なイワナ、27センチあったとの事、ドライではだめなのでニンフを沈めてなんとか一匹あげたそうだ。自分も何とか一匹釣りたいと頑張るが全然駄目で他の二人にもその後まったく反応がないのでまたまたこの川にも早めに見切りをつけ、まだ昼過ぎなのでイブニングには間に合うということで車の中で話がでていた裏磐梯の川へと一気に南下することに決める。その途中でまだだった昼食をとろうと峠のうどん屋にはいるが、店内の状況がひどいありさまで注文はしたが待ちきれずにキャンセルして店をでる。おかげで眠気もすっかり覚め別のところで無事昼食のうどんを食べ、車の中はこの話題でもちっきり、実際の距離はかなりあるのだがあっというまに目的の川まで着いてしまった。
 目的の川に到着すると、川への入口でなんと大さんと会い、挨拶がてらすこし話をしていると監察の五十嵐さんが登場、そこで入漁券を購入して上流へと向かう。堰堤上より川に降り二本ある流れを三人で別れて釣り始める。そしてその流れが合流して川幅が広くなったところから弦馬さんと川野さんは手前から自分は対岸から釣ることにする。二人が少し上流に行ったところで対岸に渡ろうとしてその前に対岸のポイントにフライを流すと魚がフライに出てくるのがみえる。だがフライにはのらなかったのでもう一度同じところに流すと今度はうまくヒット!型は小さいが待望の一匹である。そして対岸に渡りしばらくするとイブニングにはいり、アダムスパラシュートがあたりフライだったのかポイントの要所からは20センチちょっとのイワナが自分には珍しいくらい飛び出してくる。そのイワナ達を何匹もばらしながらなんとか七匹釣り薄暗くなった頃に堰堤の下まで来る。川野さん弦馬さんはすでに釣りを終えているようで川をあがっている。自分も堰堤下だけ釣ろうと流れのあるポイントをひとつずつ狙っていくとヒット!今日いちばんの24センチのイワナ水の中に立ち込んでいるので写るか分からないけれど手のひらに魚をのせてとりあえず一枚だけ写真を撮る。
 そして今日の長かった釣りをここで終わりにする。そして三人で車に戻り、帰りは磐梯熱海より高速にのり、途中合流したいわき湯本で弦馬さんと別れ、川野さんと自分はさらに常磐道を走らせ家路につく。

本日の釣果8匹(いわな18〜24cm)

釣行記2000に戻る

釣行記に戻る

home に戻る.