平成12年8月13日(日)
場 所  秋田県小又川支流R川 
天 気  はれ 
気 温  26度
水 温  16℃
タックル R O D FAIS I's3 8ft3in#3 
     リール トラッタ TR−4 
釣 果  3匹(ヤマメ17、21、25cm)

 今日はまる1日釣りが出来るので朝早く起きて少し遠くへ(といっても家から1時間位)出かける。今日も車は軽自動車のミニカ、きつい峠を頑張って走ってもらう。目的の川に着き、さっそく準備をしていると釣りらしき車が何台も横を走り抜けていく。仕度を終え7時頃から釣り始める。わくわくした気持ちで川におりると少し下流によさそうなポイントがあるのでそこまで川をくだり釣り始める。

 そのポイントは倒木があり川底がえぐれたいかにも魚がいそうな雰囲気。慎重にポイントへフライを流していくが残念なことに期待に反して魚は出てこなかったので上流へと向かう。そして少し上流の開けた浅瀬で今日初のヒット!しかし釣れたのは残念ながらチビウグイ、今日の釣りを暗示しているのか幸先悪いスタートである。その後悪い予感が的中したのかずっと反応がない、それどころか川を歩いていても魚さえ走らない、いやなことを考えるときりがないものでちょっと不安になる。でもここには過去3回程来ていて魚はなかなか出てこないがいい釣りができた。釣れはしなかったが40センチクラスもある2匹の岩魚が尻尾だけだして石に隠れているのを目撃したり、不用意に近づいて何回か尺クラスの岩魚にも走られている。そんなことから魚がいること信じてその後も釣り続ける。

 そんな釣れない状態が何時間かたち林道と交差する橋に辿りつく。橋桁のわきの流れは深くえぐれてゆるい複雑な流れになっていて今までの平瀬の流れとは少し違う。いくつかに分かれているポイントをひとつずつ探っていくと緩い流れのポイントでようやくヒット!慎重に取込むと型は小さいがヤマメである。ようやく釣れた1匹なので嬉しい。でも結局このポイントからはこのヤマメだけで他にはでてこなかった。そして今度は少し上流の小さなプールにフライを流したときにまたヤマメが飛び出してくる。さっきのよりは大きい。なかなか引きが強いのでポイントを荒らさないよう下流に移動しそこで取込むと今度は21センチの綺麗なヤマメだ。写真を撮りリリース。

 さらに数投後先程のポイントより少し上でまたまたヒット!今度も引きは強くなかなかのサイズのようだ。そしてようやくネットに取り込むといいサイズ、メジャーで測ると25センチ、久し振りの良型に嬉しさでひとりでニヤける。

 さすがに同じポイントから3匹めは出なかったが、朝から釣れないのにひたすら釣り上がってきたのがやっと報われたって感じでちょっと嬉しい。たがまた釣りをしていくうちにその嬉しさとつぎの魚なる期待がだんだんと薄れていく。なぜならばまたまた魚が出でこない釣りが延々と続いていくからである。そして2時間程釣り上がった時点でこの場所を諦めいったん車へと戻る。車の中で昼食をとり時間もまだ2時過ぎということもあり3年前に行ったことのある川へ向かうことに決める。曲がりくねった峠道をエンジンうならせ軽で走ること約40分目的の川へ到着する。

 さっそく支度をして川へ降りる。橋の上からは気が付かなかったのだが川に入ると前来たときより水位が10センチ位高い。川幅が15メートル位ある大きな川なのでこの10センチというのはきつかった。前はなんとか川通しで歩けたのにそれができない。なんとか釣りができる所までは行ってみようとしばらく釣り上がってみるがそれもすぐに出来なくなる。だがその先50メートル程上流は浅そうな流れになっているのでそこまで行けばなんとかなるだろうと川脇の藪を漕いで上流へとむかう。20分程背丈よりたかい藪を必死に漕いでようやく上流へでて確かに浅い流れが多かったのたが…。足下から幅3メートル位が深い淵になっていてここでも対岸へ渡ることができない。さらに上流へ行ってもも同じような流れで渡れる保証がない。行くにも戻るにも時間がかかるので仕方なくここでの釣りを諦め戻ることにする。暑いなか往復1時間位藪を漕ぎ疲れたし、時間も5時近いので最後にこんな感じで後味悪いけど明日もあることだし今日はここで釣りを終える。

本日の釣果 3匹(ヤマメ17、21、25cm)

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