今回は今シーズン最後の釣行になるだろうということで土日曜２日間釣りをする許可をもらい福島県の奥会津を流れているN川へと向かう。６月に車が盗まれてしまい、ようやく今月になって新しい車が納車されたのでこの車では今回がはじめての遠出となる。
当日の夜はいろいろと用事があって出るのが12時半頃になってしまった。そして家か１６号まででて東北方面へ向かうときに走るいつもの道でひたすら北上する。遅い車（トラック）もなく順調に走っていくが久し振りに夜間運転での遠出、矢板を過ぎたあたりで眠くなったのでコンビニの駐車場で仮眠をとり、ようやく７時過ぎに一応目的の川へ到着する。到着したのはいいが、この川は初めてなのに地図も持ってこなかった。というより納車されたばかりで車に地図を積んでいなかったのだ。
車に一応ナビは付いているがあまり役にたたない。とりあえず道路沿いの民家で入漁券を購入して少し情報を得てから入渓する場所を決めることにする。でも、あまりたいした情報は得られなかったが。しかたなく時間はたくさんあるので道路沿いの本流へはいってみる。
川幅は広く障害物もないので気持ちよく竿を振ることができる。そして２・３投したとき石の脇からちいさくフライにでてくる。だが残念ながらのらない、そして次のポイントですぐにまたでてきたのであわせるとうまくヒット！だが釣れたのはちいさなウグイだった。それからしばらくちびウグイとの格闘になりながらヤマメやイワナがいそうなポイントを探っていく。そして一時間ほど釣り上がるが状況が変わらないので釣り上がったところを少し戻って支流にはいり釣り上がっていく。
その支流は一枚岩のナメ石が続いている。支流にはいってすぐにそのナメ石に手厚い歓迎をうける。背中から落ちたのでカメラや他の道具はは大丈夫だったがウエーダーの中まで水がはいり全身びしょびしょになる。ウエーダーを脱ぎしばらくそこで乾かす。でも曇り空のなかではそんなに乾くはずがない、車は３００メートル位上流に停めてあるのでそこまでは釣り上がろうとまた支度をする。冷たい衣服で釣りを再開していくが反応は全く無い、支流に入ってからはウグイの反応も無くなりなにかものたりない気持ち？でポイントを狙っていく。
そして一枚岩から砂利の流れに変わる。流れも多少落差がでてきて雰囲気が良くなる。落ち込みのポイントを狙っていくが反応はない。そして今度はフラットな流れに変わりその流れにフライを流すとゆっくりと魚がでてきてフライをくわえた。竿を立てあわせるとヒット！やっと釣れたのは綺麗なイワナだった。写真を撮りリリースする。そしてすぐ上流の２０センチ位の速い流れでまたイワナがゆっくりと出できたが今度はフライをくわえたのだが残念ながらバラしてしまった。
そのごそのポイントから上１５メートルくらいの間で何匹もの魚が出てくるのだがなかなかフライにのらない。そのポイントで３０〜４０分ほど遊びようやく２匹目のイワナを釣り上げる。そのあとも何度か魚は出てきたのだがやはり釣ることはできなかった。そしてこのポイントはまたあとでやろうと考え少し上流でフライを流したときバコッ！ていう音と同時にイワナがでた。だがそのイワナはフライにのることはなかった。浅い流れからでたイワナは尺はあったであろう良型であった。でも、フライにものらなかったのだからいろいろ思っても仕方がない、気持ちを切り替えさらに釣りあがる。
だが、そのポイントから離れると魚の気配はまたなくなった。３０分ほど釣りあがっても駄目なので、体も冷えてきたし、車に戻る前に先程の魚がたくさん出た場所まで戻り数回フライを流す。すると今までとは違った素早い出方でフライがもっていかれた。すかさずアワセをいれるとなかなか強い引き、バラさないように慎重に取り込むと釣れたのはイワナではな２５センチくらいあるいいサイズのヤマメであった。このヤマメ、他のヤマメとはちょっと感じが違う。よく見るとパーマークが他のヤマメとは違うように見える。そして全体的に色が薄い。すこし変わったヤマメだと思った。（画像はこちら）
そして何枚かの写真を撮りリリースする。
この時期にこのサイズのヤマメが釣れて満足、時間はまだ３時過ぎだがここで釣りをやめ、車に戻り服を着替えて、まだとっていなかった昼食をとり少し仮眠していると雨が降りはじめた。天気予報では今日と明日は雨、ここまでもっただけでも感謝、せっかく濡れた服を脱いだばかりなのにまた濡れたくはない。そこで温泉にはいることにして下流域にある玉梨温泉に向かい今日の疲れを癒す。温泉を出たあとは、夜と明日の食料を調達するため店をさがしてひたすら走りまくる。食料調達後は寝る場所を決め、そしてオリンピックの日本対アメリカのサッカーをビールを呑みながら観戦して初日が終わっていく。
本日の釣果 合計４匹（いわな２０〜２３ｃｍ ３尾、やまめ２４ｃｍ １尾）
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