21世紀にはいりあちこちと渓流が解禁になり、自分も今シーズンはじめての釣りに行ってきました。場所は長野県の千曲川。いつものように夜中に家を出て、懐かしい道をひたすら走っていく。夜中に走るのは久しぶりという事もあり、途中で2時間程仮眠をとり現地に付いたのは8時少し前、コンビニで食事と入漁券を購入して釣り場所を探す。
今日は平日という事もあり今の所釣り人は誰もいない。平日はこんなにいいものなのかってあらためて実感してしまう。釣りはじめる場所は時期的にまだ川上地区は早いと思い海ノ口付近からはじめることにする。 9時過ぎにポイントを決めるとさっそく準備にかかり川へとおりる。気温は氷点下を少し覚悟したけれども暖かく問題無さそうだ。あとはライズを待つばかりと広い川を独り占めするように川の上下流をいったりきたりしてライズを探す。
だが、あちらこちらにユスリカが飛びはじめているのに、まだ時間が早いのかライズはどこにもおきない。とりあえずライズがおきそうにない流れのあるところを探ってみることにして多少なりとも釣りを始める。そんなことをしながら2時間ちょっと、相変わらずライズはない。そして次第に風が吹きはじめる。やがて昼がすぎると、風はさらに強くなり水面には波がたち、キャスティングもままならないくらいになっていく。こんな状況ではライズはおきないだろうと判断して仕方なくニンフで流すことにして釣っていくが全然反応がなかった。そして風もやみそうにないので場所を移動することにする。
また本流の違う場所に行くがここでも風はおさまっていない。ここにも釣り人はいないのでとりあえずフライを流すだけ流してみようと川におりて釣りをしていく。だが、ここでも風にてこずり釣り所ではなかった。ここでは1時間ちょっと釣りをしてまた場所を移動する。どこがいいのか悩んだが、場所を大きくかえないとこの状況はかわらないだろうと考えて仕方なく川上地区まで移動する。
川上まできたが風はここでも吹いていた。でもここにも釣り人がひとりもいない。川には魚は必ずいるはず、少しの期待を持って最下流から釣りはじめてみることにする。川におり水温を測ると4度、これではライズがはじまるのは厳しいだろう。ニンフをセットして石裏の周りを沈めて探っていく。だが、いままで沈める釣りなんてほとんどしたことがないのですぐに飽きてしまい、期待は持てないのにドライをセットしてしまう。そしてしばらくしてまたニンフで沈めて釣りをする。こんな釣り方をしていって結局5時近くまで粘るが魚は一度も姿を見せてくれなかった。今シーズン初の釣行は無惨な結果に終わってしまう。
本日の釣果 0匹
に戻る.