平成13年3月24・25日(土・日)

場 所 岐阜県蒲田川
天 気 晴れ
気 温 ?度
水 温 13℃(10時)15℃(14時)
タックル R O D FAIS I's3 8ft3in#3 マッキーズ スエルダム7ft4inc#4 
     リール トラッタ TR−4    Ascent#4 
釣 果 土曜1匹/日曜3匹(イワナ22・23cm2匹、ヤマメ20cm・24cm2匹)
24日(土曜日)

去年の春にきてからずっと来たいと思っていた蒲田川に今年も来ることができました。今回は去年の11月に滋賀県にある大戸川に釣りに行った時にお世話になったプロコップの主催する蒲田川ツアーに参加する。関東組は自分とつくばのさとちゃんのふたり、藪さんも参加の予定だったのだが残念ながら仕事がはいり一緒に行くことができなかった。でも、タフな藪さんは土曜日出発の強行日帰りで参加することになった。
金曜日の夜に自宅までさとちゃんに来てもらい1台の車で出発する。途中の渋滞もなくスムーズに進み、松本ICでおり、安房トンネルを抜け、現地にて浦口さんと合流する場所で仮眠をとる。そして6時前に無事合流、みんなが泊まっている宿へと向かう。宿でしばらく休み7時過ぎにみんなで川へと出発する。
自分達がはいったのは上流部、既に何台もの車が停まっていた。さっそく準備に取りかかり川へとおりていく。この川ではライズを狙ったマッチザハッチの釣りが有名だが、去年もそうだがライズを待っているだけだとその日により当たり外れがある。わざわざ遠くから来たのにライズ待ちして外れたらどうしようもない。今回は先月の千曲川での苦い教訓もあり、ニンフでの釣りを覚えようと初めはニンフを結ぶ。
3人で川を釣り上がっていくが魚の反応は残念ながらない。2時間程釣り上がった頃だろうか、さとちゃんと浦口さんが岩に隠れながら釣りをしている。自分はたまたま上の流れを釣っていたのでその状況を少し離れて見ている。様子を見ていると魚がいたらしくその魚を狙っているようである。しばらくして話を聞くと、結構サイズのいいイワナが出たみたいでそれを粘って釣っていたらしい。でも、残念ながらダメだったようだ。自分はそのあとすぐに流芯脇から今日はじめてのアタリがくる。アワセをいれるとククッとちいさい引き、ネットに納まったのは20cm程のヤマメであった。これが今シーズンはじめての渓魚、ちいさいながらも釣れて嬉しかった。そして今回の釣行で魚が見れてひと安心する。

			
だが、その後は何の反応もなく上流へとどんどん釣り上がっていく。そして時間も2時近くなったのでとりあえず下流の入渓地点近くまで戻ることにする。川からあがり川沿いの道を戻っているとその途中でさとちゃんと出くわす。川を見ると先程ふたりが粘っていたポイントで浦口さんが魚を狙っている。浦口さんの事だから魚が見えているのだろう。20分近く上からのぞいて見ているがずっと1ケ所で粘っている。自分は腹がへったこともあり車の方へと戻っていく。
そして今度はライズを狙っている仲間を発見。上から見ると大きな緩い流れでヤマメだろうか1匹の魚がかなり短い間隔でライズをくり返している。そして少し下流でもう一匹こちらはかなり間隔をあけてライズしている。ライズにあわせフライをキャストしているがここの魚達は水面のフライに対してはつわものばかりそう簡単には手中には納まらない。自分はしばらく眺めていると他でもライズがおこっていそうにおもい戻りながら下流へと向かう。
そしてライズのないまま入渓地点まで戻ると、そこの緩い流れなどを狙う為にフライをドライに結びかえ、その周辺のポイントを探っていく。浅い瀬で一度魚が出てくるがそれだけ、あとは全く反応がないのでしばらくして車に戻る。
結局3時頃まで釣りをしていて車に戻るとさとちゃんは戻っていた。おにぎりを食べながら状況などを聞く。しばらくして浦口さんも戻り、少し休んでから場所を移動することにしてイブニングに期待する。
いろいろな場所を探したが結局人がいないという事もあり、去年の最後に釣りをした場所の上流にはいる。川を少しくだり自分が去年イワナを釣った場所付近から始める。だが渓相は面影はあるがかわっていた。そしてイブニングはドライで釣り上がっていくが全然反応もなく結局釣ることはできず今日の釣りは終わり、又明日に期待をかける。
イブニングではさとちゃんがカディスで結構出たらしく釣果は3匹だったとの事、いやいやさすがと思った。
夜はお互い自己紹介をしながらみんなでわいわい楽しく食事をしてあすもあることだし早めに寝る。

25日(日曜日)
朝、浦口さんに藪さんから電話がはいり無事着いたとのこと。そして7時に朝食をとる為に下におりると”にょろー”一言、藪さんが宿に来ていた。釣りの格好をしていたので話を聞くと明け方から釣りはじめ既に3匹釣ったそうである。朝早いのも凄いがすでに3匹も釣っているのがもっと凄い。これから朝食をとってから出るのでとりあえずいつもの集合場所で待ち合わせることにして藪さんは再び釣りに向かう。そして自分達は朝食を終えると8時には宿をでる。そして藪さんとようやく合流、そしてプロコップのみんなと別れて自分達グループは川の下流のポイントを目指す。
準備を済ませ、川におり藪さんが釣りはじめるとなんといきなりイワナを釣る。いやいや凄い!つくずくそう思った。それからも何匹かの魚を釣りそして、浦口さんとさとちゃんもそれぞれ1匹ずつ釣り上げる。残ったのは自分だけ、先に行かせてもらいどんどんと釣り上がっていく。その途中で藪さんには魚の付き場所とか、浦口さんからフライの落とすポイントをアドバイスしてもらい自分が落としていた位置と実際に落とす位置が違ったいたのに気が付く。そしてそのあとようやくイワナを釣ることができた。ヤマメは昨日初だったけどイワナは今日が初物うれしいうれしい。これでようやく両目が開いたってわけだ。そしてようやく自分が釣れて今日はみんな魚を釣ることができたのでここで場所を移動することにする。
今度は昨日初めにはいった場所、だが、すでに何台もの車が停まっている。自分とさとちゃんと藪さんは下流へと向かい、浦口さんとちゃこやんは(今回初登場ですがずっと一緒でした)昨日釣りをした上流へと向かう。
適当な下流から川にはいりここでもニンフで釣り上がっていく。流芯近くの深みのポイントを探っていくが反応はない。しばらくして岸よりの川底が少しえぐれた流れにフライを落とすと”スッ”っとインジケーターが沈んだ。軽くアワセをいれると魚の感触は伝わったのだが、残念なことにフッキングまではいかなかった。残念、今までの釣りではドライフライでの釣りばかりでニンフの釣りなんかほとんどしたことがなかった事もありアタリの出方などがいまいち良く分からなかった。昨日今日とこの釣りスタイルをメインにして釣っているのでようやくそれも分かりかけていきた感じがする。今のアタリなんかはその典型的なもんだった。そして、そのすぐ上の似たような流れでまた同じように魚が出たのだがまたまたバラシ、今後の課題はアタリがあったあとのフッキングになりそうである。いつまでたっても課題ばかりが残る。まあ、これがあるからフライフィッシングは楽しいのだけれどね。
そして、その後はしばらく反応もなくドラム缶橋まで来てしまう。ドラム缶橋は最初に藪さんがやっていたし、さとちゃんもやっていたのであまり期待はせずに3本ある流れの流芯とその間のたるみを狙っていく。左はじのたるみから狙っていくといきなり強いアタリ。ロッドをあげアワセをいれると強い引き、そのポイント近くではいいサイズのイワナが動いている。内心”やった”と思いつつ慎重に寄せていくと突然ロッドが軽くなる。いろいろと原因があるにせよまたしても痛恨のバラシ、さすがに今回は落ち込んでしまう。
もう一度を期対して同じポイントに何回かフライを流すがやはりダメ、結局他のポイントもダメでドラム缶を越えてまた釣りはじめる。ドラム缶橋から上流は工事の影響もあり砂利で流れを変えてしまっていて渓相が少し変わっている。その流れを釣りはじめてすぐにまた反応がある。そして今度はしっかりとランディング。綺麗なヤマメであった。何回かの連続バラシのあとだけにちょっとホッとした。写真を撮り早めにリリースする。
さらに、もう少し上流でイワナを釣りドラム缶橋をはさみこの少しの区間だけでバラシもあるが連続ヒットといつにない好調な釣りになる。だが、その好調もここまでで終わり、そのあとはなぜか何の反応もなくなってしまい静かな釣りが続いていく。
その後反応のないまま、少し開けて上流が見渡せる場所に来たのだが上流にはふたりの姿は見えない。集合する時間も押し迫ってきたのでここで釣りをやめて車の方へと戻る。車に戻るとさとちゃんがすでに戻っていた。

昼食をとりのんびりしているとみんなが集まり、状況をいろいろと話をして時間を過ごす。3時を過ぎ、プロコップのメンバーは先に釣りを終え帰っていった。残ったのはこのメンバーだけ。そして今回お世話になった浦口さん夫妻もここで帰ることになる。

さとちゃん、藪さんと自分の3人はさっき状況の良かった場所あたりにはいりまた釣りを始める。だが状況も変わったこともあり、先ほどのような反応は全くなく、みんな状況が良くないのでここは諦めイブニングを含めてのポイントへと移動する。

時間は4時を過ぎているので残りわずかしかない。車で下流へ向かい、今朝はいったポイントの少し下流から釣りはじめる。3人バラバラになり釣りをしていく。自分はしばらくニンフで探ってみるがなんの反応もないのでドライに変更、昨日カディスが良かったという事もありとりあえずカディスを結びポイントをたたいていく。だが自分には反応は全然ない。他のふたりはすでに何匹かの魚を釣り上げているようだ。今回ニンフばかりで釣っているのでなんとか一匹でもと頑張っていくが暗くなってフライが見にくくなった時に一度だけフライに出てきただけで結局ドライでは釣ることはできなかった。

そしてみんなが釣りを終え車に戻る。いつの間にか雨がちらほらと降り始めている。辺りは真っ暗なので明るいところまで移動してで片づけ済ませる。帰りは残念ながら藪さんとは別の車、安房峠を抜け松本でみんなと食事をして高速にのり帰路につく。

本日の釣果 土曜1匹/日曜3匹(イワナ22・23cm2匹、ヤマメ20cm・24cm2匹)

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