平成11年8月1日(日)

場所 福島県檜枝岐川支流 
天気  はれ
気温  26度
水温  15℃
タックル R O D ハンソン7.3ft#3
     リール ハーディJLH#234-#4
釣果5匹(イワナ2匹 27、28cm)

北田さんと自分は、檜枝岐オフに参加した人たちに挨拶をして釣りに向かう。

場所は、昨日2人で決めていたF川に向かう。
途中で車を1台にして便乗し入渓するポイントを探しながら上流に向かう。
北田さんとは昨日初めてお会いして今日も初めての釣りなのに今まで何回か御一緒した事のあるような感じで話が進む。
キャンプ場下の橋より入渓すると川が2つに分かれているので別々に釣る事に決め、自分は下流から釣る為に少し下っていく。そこはちょっとした淵あり、早瀬ありで変化に飛んだなかなかいい渓相であるが、日が登っている為に直射日光があたり魚の反応は全くない。

日は登っているが水温は14度と低い。なんとか出てくれないかとポイントのひとつひとつを丁寧に探っていく。上流には北田さんの姿はもう見えない。日も高い事だしテンポよく釣り上がっているみたいだ。

魚の反応もなくさらに釣り上がっていくと対岸に大きな石が2つあるいい感じのポイントがある。そのポイントの方が少しこちらよりも高くなっているのでキャストしやすいように川の中心までいき、手前にある石にラインを乗せてフライを流す。いい感じにフライは流れたが反応はなし。2度目もダメで3度目、ラインを乗せた石の向こうからゆっくりと黒い魚がフライに向かって出てくるのが見える。ヒット!魚を一段上のポイントからおろし、取り込もうとするがなかなか寄ってこない。下流には流れの早い瀬になっているので少し強引に魚を寄せ早い流れを回避する。そしてようやく取り込むと思っていたよりも大きい。先に写真を撮りメジャーでサイズを測ると28cmある。今年最大のサイズである。このコンディションでこのサイズ、もう嬉しくてたまらない。北田さんにも立派なイワナを見てもらおうと思いどこかの流れにしばらくイワナをキープしておこうかと思ったのだが、みな直射日光があたっていておいておける場所がないので残念だがリリースをする。そのあと少し上流の早い流れで魚が出てくるが魚がゆっくりすぎてフライが先に流れてしまいヒットしない。

しばらくすると上流から北田さんが戻ってくる。良型のイワナが釣れた事を伝えデジカメでそのイワナを見せる。北田さんもそのイワナを見て時間を延長して釣る決心をする。そして、この場所を移動して上流で日があたらない場所を探す事にする。車に戻る時に釣れたポイントを教えると”あそこも投げたのになぁ”といった。北田さんには申し訳ないが、今回は北田さんではなく自分に出てくれた魚に感謝する。

車に戻り、さらに上流に向かうがみな川は日があたりいいポイントがない。上流の支流も何本か見てその中のH川にする。道のすぐ近くに日陰のプールが見えるのでそこを覗くとイワナが浮いているのが見える。しかしライズはしていない。下流から川にはいり、自分は先程イワナを釣っているので北田さんに釣ってもらう。下流のポイントから釣り上がり感覚をつかみながら魚のいたプールに出る。北田さんがフライを流すとすぐにヒット!しかしピックアップ直前にいきなり出たので運悪くバラしてしまう。もう一度出るかわからないがフライを流すとイワナがまた追ってくるのが見える。少し時間をおいて再びフライを流すとヒット!今度はばっちりで北田さんも余裕を見せた時に痛恨のバラシ。とても悔しがる北田さん。その後数投するが魚は出てこないので帰りにもう一度という事で上流を目指す。

北田さんにもぜひ一匹釣ってもらいたいと思い、支流を釣り上がってもらう。支流に入っても北田さんのフライに魚は出てくる。そして念願の1匹を釣りあげる。
写真を撮りリリースをしてお互いに釣れたという事で、ここから先は交互に釣っていく。北田さんのフライには魚が出てくるのだが、自分にはいまいち反応が悪い。渓相はどんどん深くなるが魚はところどころで出てくる。そして、北田さんが2匹目を釣り、この川の規模にしては大きな堰堤に出る。堰堤下は深い淵になっていて大きなプールを作っている。そのポイントで北田さんがすぐにヒット!。写真を撮ろうとして準備をしている間自分が釣る。北田さんの釣ったポイントと反対側にフライをキャストして崖にそって流すと、今回は素早い反応で魚が出てくる。ヒット!このプールを荒らさないように1段下で取り込む。

2匹のイワナがいるのでイワナのツーショットを撮ろうとしたが、残念ながら元気なイワナは逃げてしまった。

そのあともポイントは続き北田さんには何回か魚が出るのだがヒットまではいかない。そして大きな堰堤に出る。時間も2時を過ぎてしまったので堰堤下のきりのいいところで、この先はまた今度という事で車に戻る。
車に戻る前に、いちばん初めに2度ばらしたポイントを北田さんが攻めるが、結局反応もなく釣りを終える。

北田さん車が停めてある場所まで戻り、北田さんは帰る時間をかなりオーバーしてしまったので、8月の東北での再会を約束して別れ帰路につく。

自分はそのあと温泉にはいり、時間もある事だしのんびりと家に帰る。

今回一緒に釣りをした北田さん
木に覆われているポイントを
サイドで攻める
足下のポイントで北田さんが
見事イワナを釣り上げる
今回入った支流、自分はいまいちだが
北田さんには魚の反応が多かった

本日の釣果2匹(イワナ2匹 27、28cm)

PS.
今回ははじめて北田さんと同行しました。
とても楽しい釣りありがとうございました。
また、いつもよく釣るのが納得できました。
自分とは少し違う釣り方、いろいろと参考にさせていただきます。
他にもいろいろな方の釣りを見て釣りかたも人さまざまだと改めて思いました。
これもフライならではの愉しみです。

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