福島オフも楽しく終わり自分と藪さんとぽっぽやさんの３人は、この川の隣に流れているK川の支流に向かう。ぽっぽやさんとは初めての釣りである。藪さんとは今年の初めにHPにリンクを張り、今度一緒に釣りに行こうと話をしていたのだが、ほぼ毎週釣りに行っている忙しい？薮さんなのでなかなか一緒に行けず今回やっと実現できた。したって藪さんとも今回が初めての釣りになる。
支流にはいる前に林道を走る為、車を１台にして相乗りをし目的の場所に向かう。支流の林道を走り予定した場所に着くとすでに車がとまっている。その先で何とか入渓できる場所に車を停め、薮をこぎ山を下りなんとか川におりる。水温は１６度、上流にも下流にも人はいない。川は狭いが水量は多く、渓相もいい感じで魚が出そうな雰囲気である。とりあえず３人で交互に釣り上がる。
３０分程釣り上がるが魚の反応どころか気配すらない。釣り人が入っている感じでもないのでもうしばらく釣り上がる。そうしてしばらく行くと上流に先行者発見、それも餌釣りみたいだ。これでは釣れる訳がない、入渓した場所まで戻りまた薮をこぎなんとか車に戻る。
車に戻りどこにするかを考え、藪さんが人がいるかも知れないけれどとりあえずこの川の本線の方に行こうと言う事で移動する。現地に着くと幸いな事に人はいない。この先は道もなくここに車が停まっていなければ先行者は多分いないとの事、さっそく準備をして川にはいる。自分はリーダーを取り替えている間に藪さんとぽっぽやさんは先に釣りはじめる。そしてすぐに藪さんに反応あり、しかしヒットまではいかない。そして準備の出来た自分もみんなが釣りはじめた所よりも少し下流まで下り釣りはじめる。この川も川幅は狭いが水量は結構あり淵、ひらきのポイントがあちこちにある。その中の淵からひらきにかけてのところで魚が出るが小さかったのかフッキングしなかった。そして入渓場所まで釣り上がると、自分が全然あがってこないので藪さんが気になって戻ってきた。（藪さんごめん）そしてその後２、３のポイントを探りみんなに追い付く。
そこからは、再び３人で交互に釣り上がる事にする。渓相は次第に山岳渓流らしく落差のある渓相になっていく。
ポイントは多いのだが禁漁間近で釣人も多く皆が攻めているのだろう、魚の反応はある事はあるのだがかなり渋い。そして何とか石と石の間の少し複雑な流れのところでようやくヒット！。釣り上げると１５ｃｍ位のちびイワナ、下流で見ていた薮さんが来てイワナを見せたあと写真は撮らずにリリースする。
とりあえず小さいながらも一匹釣れたのでぽっぽやさんを先頭で釣ってもらう。そして今度は薮さんがやはり難しい流れのポイントでイワナを釣る。自分より型のいい綺麗なイワナである。先程のイワナもそうだがこのイワナにももうサビがはいりはじめている。改めて禁漁が近い事を実感させられる。
川は次第に高低差が激しくなっていく。流れが２つに分かれている所で自分は前にいる２人とは違う方の流れにはいり、そこで２匹目のイワナをヒット！先程よりは少し大きいが２０ｃｍあるかないかのイワナである。今度は写真を撮ろうと準備をしていると自分とは全然違う場所にいたはずの藪さんが向こうから歩いてくる。（この人にはイワナのにおいが分かるのだろうか）そしてイワナを薮さんに見せ写真を撮りリリースする。
そのあとしばらくするとかなり落差のある場所に出る。藪さんいわく、多分ここで魚止めだろうと話をするが念のため上に登ってみる。しかし、ずっと急な斜面が続いてイワナが居そうもないのでこれ以上はダメと判断して車に戻る事にする。
川をずっと歩き車に戻ったのが３時、今日はオフで朝食を食べただけで何も食べていない。皆腹が減っているという事でとりあえずここで釣りをやめ、おいてある車まで戻り一緒に食事をする場所を探す。そば屋を見つけそこで釣りの話をしながらそばを食べる。ビールも飲みリラックスムードになった所で時間も遅い事だしここで解散とする。
解散後自分は一般道で帰り、途中の川でイブニングを使用と車を走らせる。しかし夕方で道が混んでいてイブニングと決めていた川までは行けそうもなく、急きょ別の川にはいる。時間もないので少しあせり入渓する。入渓した場所はよかったのだが、そのあとの上流は流れがきつくなり川を歩くのに時間がかかってしまいその場所を抜けた時にはあたりはもう暗くなっている。そこでライズを探すが小さいライズがあるだけで結局ダメ。少しだけ釣りをして納竿とする。
そして帰りは会津の中三依駅前にある温泉にはいり帰路に着く。
PS．翌日の月曜日、ある雑誌の今月号でこの川の上流で里見さんがイブニングの釣りを特集していた。
それを見た時に後悔の波が押し寄せた。（暇な時に読もうと車の中にその雑誌を積んでいた。）
釣果２匹（本日のイワナ２匹１５ｃｍ、２０ｃｍ）
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