ランディングネットの作り方2

1.用意するもの
2.作り方
3.塗装の仕方
4.ネットを取り付け
5.作品集
6
.ネット作成関連へのリンク


*** 塗装 ***

塗装の前にヒートンを取り付ける穴の奥にさらに小さい穴をあけて自転車のスポークをその穴にねじ込みむ。そうすると塗装の時にそれをつかんで塗ることができるのでおすすめ。あとは割り箸とかもあるけれどいまいち信頼に欠ける。まあなにかネットを固定できれるものを使用した方がいいです。

一般的に塗料は水性ニス、カシューがお薦めです。水性ニスは水で薄めて使うので簡単に使えて便利です。カシューは出来上がった感じがとても綺麗で見栄えを考えるならこっちがいいです。ただ、油性なのでうすめ液を使ったり作業的には少し手間がかかります。どちらでもお好きな方を使ってください。

塗装での注意点ははじめはただ染み込ませるだけのつもりで塗料をうすめ液で通常よりも薄めてむらなく塗りこみます。

乾燥を1日以上してから塗装のデコボコをなくす為に1000番前後の紙ヤスリで削ります。*5

2回目からはフレーム全体にむらなくあまり厚くならないように塗っていきます。そして1000番でヤスリ掛け。(この時から紙ヤスリを水に濡らして使用する)これを5回以上(できれば7回)くり返して塗装を終えます。
もし、ネットにサインなどを入れたい場合には塗装を終えようと考えている3回位手前で書き込む。*6

続いてヒートンの取り付けはこちらです

*5 ヤスリ掛けの際強く削りすぎて塗装まで削らないように注意してください。

*6 ネットにサインを入れる場合、水性ニスなら油性のペン、油性カシューなら水性のペンと塗料と逆のペンを使う。でないとお互いが干渉してインクがにじんでしまいますので注意してください。


*** ネット取り付け ***

編んでいくタイプ

1.ネット網作成

編み込みタイプは一般にはクレモナ糸を使用して編んでいきます。
編み方に関しては自分もはじめたばかりなのでうまく説明できませんのでここではあまり書きません。編み方はいろいろと方法がありますので自分なりの編み方を見つけることをお薦めします。ネットを作っている方のホームページにも何種類かの編み方が説明されていますので参考にしてください。また、2000年のFF誌=`Ts月号にもネットの作り方が載っていますので参考にしてください。

自分の編み方は今後アップしていく予定です。

リリースネットタイプ

1.ネット網作成

まず最初にネットの内周を測りその数値の1/2+縫いしろ1cm位で底辺を作り、ネットの深さを考えて半円を布地に書き込んでそれを2枚切り取りとります。その2枚の円周の縁をミシンで縫っていきます。この場合普通のまっすぐな縫い方ではなくミシンのパターンの中からギザギザとした複雑な(丈夫そうな)縫い方で縫っていく。そして、まっすぐな底辺部分を筒縫いで縫ってネットは完成です。もしミシン等がない、縫うのが面倒という人はブローディンなどの替えネット使えると思いますので内径を測ってあう物を探してください。

縫製が終わり、ネットの色を自分の好きな色にしたいのであればこのあと染色することになります(この場合布地は白)。染料(RITが有名)を購入して出来上がったリリースネットを染めます。染め方は説明書がはいっていると思うのでここでは書きません。この時にネットをとめる紐も一緒に染めると仕上がりがきれいになります。ただ、布地よりも紐の方が色が濃く出るようです。

2.ネット取り付け

2本の紐を使って端から交互に交差しながら固定していきます。この時ボビンスレッダーを使うと便利です。(但しティムコのJ型のはダメ。

まあ、固定の仕方もいろいろとあるようですので他のやり方も考えてみてください。正直いって自分も最後の結びの所が確立できてないんです(笑)。

これでランディングネットの完成です。

自分の作ったネットで思い出の魚達とたくさん出会えることと思います。

お疲れ様でした。

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